ふくいマウンテンバイクパークの研修で各施設をご案内しました

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2025年8月19日(火)から21日(木)の二泊三日で、ふくいマウンテンバイクパークの墨崎大輔プロデューサーを各施設にご案内しました。

パーク運営スタッフとしての研修的視察ですかね。東海エリアの各施設を効率よく巡ってもらいました。

今回のテーマは、「新規ユーザー目線で見える景色から初見に対するやさしさを発見してリアルに体感してみよう」的な感じでスタートしました。

大杉MTBトレイルパーク

まずはじめは、岐阜県関市の「大杉MTBトレイルパーク」にお邪魔しました。

今回の施設巡りは、初心者・初級者をターゲットにしていて、かつ、シングルトラックがメイン構成になっているパークに絞ってみました。

まずは、ここ大杉MTBトレイルパークに行き、はじめて訪れるご本人の直感で利用してもらいました。

直感でユーザー利用してもらう

ライドでご満悦

「はじめてのところ」って、なにもかも、目に見えることが初めてなので、その使い勝手とか、わかりやすさとか、初見での見え方からいろいろな発見があったようです。

とくにアテンドすることもなく、勝手に遊んでもらうことで体感してもらいました。

実際にユーザーになってライドしながら、コースのレイアウトや構造なども勉強になったみたいです。

わたしのパーク

お次は「わたしのぱーく」へ、クルマで移動を30分くらい。

大杉MTBトレイルパークから近いところなので、寄り道程度に視察をしてもらいました。

売店スタッフにインタビュー

わたしのパークの売店

売店のスタッフの方(普通のパート的な方)にお話を聞いて、パーク利用状況を確認。

すると、「自転車利用の方は、ぜんぜん売店で買ってくれない」だそうで。

だから、『夏は暑いから夜9時までオープンしてほしい』って利用者からの意見もあったけど、「売上に繋がらない…」と言うことで、却下。だとか。

売店メニュー

わたしのパークの売店メニュー

パーク利用料(自転車利用)が無料だと、ご近所のローカルライダーにとっては、日々の「日常」になっちゃうから、「非日常的な価格設定(観光地的な)」だと、買わないよなぁ。となっとく。

一方、デイグランピングのお客さんは買ってくれるそうです。こちらは「非日常」になるからなんでしょうね。

ということで、パーク運営の視察としては良い収穫だったようです。

アスファルト観察

ほつれるアスファルトから下地が溢れる

アスファルトでコーティングする場合の厚みに、ムラが薄いところと弱いところが重なるとほつれるんだなぁ。という発見。

ビルダー視点で、厚みが均等にできなかった理由を推測してみる。路面の調整をその厚みの中で微調整したのかも。などと。

ということで、パークビルダーとしての視察としても良い収穫だったようです。

26ISMマウンテンバイクトレイルパークあさぎり

2日目は、愛知県豊田市の「あさぎりトレイルパーク」へお邪魔しました。

ここは高原に位置するので、とても涼しいです。昼間でも普通にライドできるレベル。

なので、一緒にライドすることにしました。

進化系

セルフ受付

26ISMは、歴史が長いので、運営方法が何度かアップデートしていて、「進化系」の参考にいろいろと勉強になったみたいです。

運営でいろいろ試行錯誤を繰り返す内に無駄が省けていった感じですね。

コース探索「あっち行ってみよう・こっち行ってみよう」がたのしいレイアウト

コースサインに従いながら、コース探索がたのしめました。

「コーステープ」(強制感)ではなく、「コースサイン」からの必要最小限の情報を頼りにコースを探索する感じは、個人的にも「森の中でライド」してる感が高くって、好きです。

ということで、コースサインの内容や設置場所などが学べたみたいです。

スラムパーク

番外編で、愛知県瀬戸市のスラムパークに立ち寄りました。

大杉トレイルパークとあさぎりトレイルパークときて、ここに来ると、グンっとレベルの高さが伝わってきますね。ってなりますね。

意識を変え、既存ユーザー目線で視察してもらいました。

波多野ワールド

ハタちゃんの新作を見学

「ところで、パーク名って変更するの?」って聞いたら、「いや、とくに」って。そんなハタちゃんが最近つくった作品を見学させてもらいました。

ここのパークのコース全部が、波多野ワールドになっているので、その内面から出てくる作品の創作感が、視察として収穫だったようです。

ということで、ユーザー層が異なるスタンスでのパークビルダーが手がける形にそのマインドが宿ってる感を感じてもらいました。

愛知牧場

3日目最終日は、愛知県日進市の愛知牧場にお邪魔しました。

ここは、マウンテンバイクバークじゃないですが、牧場だけどちょっと遊園地っぽい感じで、初見者が多く訪れる施設として参考になるかな、って思って来てみました。

サブ要素と工夫が沢山

基本は牧場なんだけど、サブ要素が沢山と、工夫してる感じが参考になる愛知牧場でした。

マウンテンバイクパークも、多くの新規ユーザーの方に、初見で体験してもらえる場になってほしいものですね。

まとめ

朝食はモーニング

ということで、ふくいマウンテンバイクパークの墨崎大輔はアップデートしました。

今後もふくいマウンテンバイクパークをよろしくお願いします。

YANS

元世界チャンピオン・現初心者研究家・MTBのプロです
詳細はウエブで

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