2025年7月24日(木)に、マーシー(名取 将)から誘われて、マーシー新プロジェクトのトレイルビルド現場にお邪魔してきました。
たまたま、別件お仕事での宿泊先がマーシーに近かったので、「晩飯でも〜」って連絡してたら、「この日は新しいフィールドづくりしてるので、覗きに来てもいいですよ」ということで、(まだ公開前の状態を)覗いてきました。
公開が待ち遠しいトレイルでしたよ〜!
マーシーの作品(トレイル)を鑑賞に浸りました

「ビルド」された「トレイル」は、その作家の「作品」なので、それを見ながらコーヒーがおいしく過ごせる時間。なくらい、ずっと見ていられる、設計された創作物。
は、僕の大好物。
いわゆる『機能美』みたいなことですな。
外からでは見分けがつきにくい、それ。
(わかる人しかわからないオタクな世界ですw)
ぜひ、その『設計された』って意味、みんなにも、その違いを理解してもらいたいなぁ。この辺のうんちくは別の機会で。
シマノセールスのマコっちゃんも来てました

これまた、たまたまですが、マーシーが「シマノセールスの島田さんも来ることになりました」ということになりました。
合流後に、みんなでトレイル見学へ行くことに。
なんか、シマノセールスのマコっちゃんとは、こんな風な偶然でご一緒する確率が高い。これって、なにかの縁なのでしょうか?(だとすれば大切にしたい)
トレイルビルド解説(技術的なこと)

トレイルビルドの技術的なこと(つまりマニアックなこと)を聞き入るマコっちゃん。一瞬、トレイルビルダー志望かなにか?とか思ったけど、まあそれはないな、な、空気感も感じるけど。(僕の勝手な直感で)
この偶然の中、『ああ、なるほど』と思ったのは、「トレイルライド」とか「トレイルバイク」というキーワードがマーケットの中心にあるわけなのか。
MTBの製品を国内販売するシマノセールスとしては、「トレイル」が販促キーワードのど真ん中なわけだから、こういう場所でばったり会うのは、自然っちゃ自然か。
勤勉ですなぁ。
現場を肌で知ることは、MTB商売の人たちには大切な企業努力なんですね。
マコっちゃんも、たまたま出張の宿泊先が近所だったとのことで、寄ったそうです。
なんとなくですけど、こういうふうに現場で出会える業界人って、ある意味、本物だよなぁ、とふと思った。今時、机上でコピペできるもんねえ。
トレイルビルドは『コスト』

思いのほか時間を割いてくれて、マーシーのトレイルビルドっぷりを拝めることになり、トレイルを道なりに歩いて見学させてくれた。
作業を中断させちゃって悪いねえ(逆の立場もわかるゆえに)
お言葉に甘えて、歩くと延々と続くトレイル。この調子でどこまでも続きます。
一言でいうと『コストかかってるぅ』ですね。
だよね、ビルドされたトレイルって、コストかかるよね、トレイルの長さの分だけコストってことだね。
そこになかったものが、ビルドによって、そこに存在するってことだもの、単純に『土の移動』だし、エネルギー使ってるよね。普通に考えてもコストだな。
すごいな〜、マーシープロジェクト。
どうやって、そのコストを回収するの?って素朴に思う。
くるま(自動車)に置き換えるとさあ、高速道路は『有料道路』だから、回収されてる理解がわかりやすいけど、その反対に『無料道路』って表現だと誤解するじゃん、「下道」とか言う時あるけど、国道とか県道とか市道とかって、同じように『コスト』はかかっていて、回収方法もちゃんと存在してるよね。
決して『無料』ではないよね、でも「タダ」な感覚でドライブはできてる。
もし、道路にコストをかけなかったら、つまり整備されなかったら、『もうね、ボロボロになって走れたもんじゃないよ』って、友達(その筋の従事者)が言っていたな。(を思い出す)
マーシーといえば、「トレイルカッター」

すでにマウンテンバイクの「トレイルライド」にハマっているライダーなら、お馴染みの「トレイルカッター」さんですね。
「トレイル」を「カッター」する、『ゼロ→生む』って言う意味、だとかなんとか、昔に聞いたっけな。
海外の『トレイルビルド』文化にいち早く着目して、日本国内で実行したマーシーの「トレイルカッター」は、マウンテンバイクのトレイルライドのガイドツアーの屋号。
トレイルのコストをガイドサービスで回収する、というビジネスモデル。
という道を日本のMTBシーンの中で新たに切り拓いた第一人者がマーシー。
だね。
極上の作品(トレイル)を味わえるサービス

言い換えると、「本物」だな。(僕の中では)
つまり、本物=「わかってるぅ」みたいな。
「トレイルビルド」っていう行為って、一見「土方」にしか見えないけど、まず重機を手足のように操れる熟練の技を持っていて、かつ作品を創作できて、そして基本機能(継続的なトレイル構造)を設計できて、ライダーのフィーリングをごきげんにさせる、っていう、総合的なスキル。
そうそう簡単に真似ができない特殊技術なんだと思う、土建屋のオペレーターには真似できない、ビルダーという作家の術。
それが、マーシーという(ブランド)、つまり『凄腕の「トレイルビルダー」』が手がける「作品」としての「トレイル」を味わえる、「トレイルカッター」というサービス。
レストランの料理と同じ、ってことだよね。
『あのシェフの料理を味わえる』って感じ。
俺にも味見させろぉ

ってことで、翌日、ツアーに便乗的に、マーシーの作品を味わいました。
初心者向けのツアーだったので、トレイルのルートは、フロートレイルがメインでした。
ライドは「ごきげん」だよね。
初心者にも寄り添えるライドが、レベルの違うライダー同士で共有できて、ツアーのゲスト(参加者)も大満足の笑みだった。
です。
『手ぶらで・そして初心者にも大丈夫』だったので、ぜひ体験して

僕はレンタルのバイクを借りて、『手ぶらで「トレイルライド」』が体験できました。
ツアーは、ガイド(案内人)が初心者(のライドレベル)に寄り添ってくれていたので、ライドに自信がない方にも安心感が高いんだなぁ、という印象でした。
ガイドが、ゲストの代わりに、難しいことは全部『判断』をしてくれます。
初心者に限らず、僕のレベルでも、『判断』を任せられるのは、『トレイルライド』の小難しいことが省けて、すごく楽ちんです。
「トレイル」そのものも、『ちゃんと「設計」されている』ので、『「トレイル」自体の安全性能』と『「ガイドのアテンド」スキル』が相まって、初心者ライドをトータルでサポートするシステム。だなって感じでした。
マウンテンバイクの「トレイルライド」に興味を持ったら、ぜひ体験にもおすすめかな。はたから見てた感じ、初心者でも大丈夫でしたよ。
トレイル座談

何事も『「深く」まで首を突っ込んでいると、話はつきない』ですね。
夕方のトレイル座談に若手スタッフも巻き込まれながら、次の一手に夢を膨らませながら、たのしい時間が完了。
次回の機会があれば、ぜひご参加ください。(従事者の方)
まとめ

ソフトクリームが滴る暑い情熱。でした。
ライドが待ち遠しい!期待の新作(トレイル)でした。
マーシーの新プロジェクトの公開情報は、ウエブで。