ホイールサイズ16インチのマウンテンバイク(カッコイイやつ)に出会えたので紹介します。
世の中のキッズ用MTBは、だいたい20インチからの展開が多い。そんな中で、『16インチで「マウンテンバイク」と呼べるモデルだぁ』ってのを見つけた。
ポイントは、変速モデルでいて、16インチ。
これは僕の知る限りの中で、最小サイズの「マウンテンバイク」と呼べるMTB(個人的定義的な意味合い)。
通常、20インチからの「マウンテンバイク(変速モデル)」はよく見るし、変速モデルじゃない20インチ以下は、「BMX(行為)」として機能しているし。
という意味で、出会えた瞬間「おお!」と思った。
そして、そのシルエットに「カッコイイ」と、単純な理由で目にとまった。
その存在価値は、MTBお父さんが、自分の子どもに、将来MTBを目指す場合の、最小サイズとして、16インチから「マウンテンバイク(“マウンテンバイク的思考”を育てる)」をスタートさせることができる。ということになる。のかなと。
16インチでいて、変速モデルは、最小の「マウンテンバイク」

世の中の変速モデルは、だいたい20インチからの展開が多い。その中で、16インチの変速モデルはめずらしい。
(世界には、そんなモデルは多々存在するのかもしれないけど、少なくても日本に入ってきてるモデルは間引きされてるのかな、からとも思えるけど)
過去に、MTBパークのレンタルバイク選びで調べた時、キッズ用のMTBとしてのベストチョイス(「カッコイイ」と感じるか)は、スペシャライズドのキッズバイクが目にとまった。その時にも、20インチからの展開しか国内在庫が見当たらなかったので、20と24インチの採用となった経緯を経験している。
僕の中(子どもの頃)の憧れの話ですけど、変速ギアが備わった自転車は「マウンテンバイク(行為として)」の光を放っていて、「シフトチェンジ」という運転操作が「どこでも行けそう」という連想を抱く見え方なので、「カッコイイ」と思ってしまう。
16インチでいて、変速モデルは、最小の「マウンテンバイク」として、直感で「カッコイイ」と思える。
「マウンテンバイク」と呼べる中で、最小の16インチ

「変速モデル」は「マウンテンバイクらしさ」の象徴だといえる。変速モデルではない(いわゆる「シングルスピード」)だと、「BMXらしさ」に思えることの裏返しとして。
子ども用のMTBは、20インチから「変速モデル」になることが多いので、実質「マウンテンバイク」と呼べる最小は、世間一般に20インチからの展開が多い中、16インチはめずらしい。だからしても、現存そのものが「カッコイイ」の存在感ともなっているような。
「マウンテンバイクらしさ」とは「カッコイイ」存在感

でも、16インチのサイズに適正身長の子どもからしたら、変速モデルがどう効果を発するのかは、実際には知らないです。
あくまでも、大人の視点で「カッコイイ」です。
大人が子ども達に「マウンテンバイクとはなぁ…」みたいな「らしさ」の大人的価値観なので、実際には「変速モデル」じゃない16インチに乗っても、なにも問題はなく、普通にライディングが楽しめることには間違いはないと思いますけどね。
でも、僕はこれを見て、16インチでいて変速モデルを見て、「おお!マウンテンバイクだ」と「カッコイイ」と、そう思いました。
あと、区別として明確化になる意味では、これを見て「BMXだ」とはならないこと。だね。変速モデルは「マウンテンバイクらしさ」を醸し出すよね。
16インチの変速モデルは、“ギアを変える”よりも“感じ方を変える”ための装置

「小さいけれど、本物と同じ構造」(大人と同じ世界でカッコイイ)
って、子どもに対して大事じゃないかな。
「小さいサイズ=おもちゃではない」(本物でカッコイイ)
という価値観を作るために、変速モデルを採用してあげたいよね。
「家族で走るための構造」(家族でカッコイイ)
親がMTBライダーの場合、子どもと一緒にMTBパークを走る場面が早期に訪れますね。
“変速モデル16インチ”=小さな哲学が詰まったバイク(存在自体がカッコイイ)
「早く走る」ではなく、「早く感じる・考える」ための装置としてね。
平たく言うと、シューズでいう、こういうこと(意味合い)、だね

最小MTBとの出会い

話は遡ること、2025年7月26日シマノバイカーズフェスティバルの「MTB Short Trail」ツーリングでのこと。
前を走る方が、初めての参加だったらしく、とても悪戦苦闘しておりまして、少しだけ手をお貸ししたことから話が始まりました。
そのお方が、この最小MTBを輸入販売する藤田さん。
その後、ご連絡をいただきまして、初心者レッスンを受けてくれた時に、このバイクを見せてくれました。
あの悪戦苦闘を払拭してもらう、本当はもっとやさしく始められるMTB

苦い経験を最初にしてしまうと、誰だって、「そういうものだ」と思い込んでしまう。だからこそ、全然違う世界をお伝えして、あの悪戦苦闘はファンタジーだったということに気づいてもらいたい。そう思いながら、夫婦でたのしめるやさしい方のマウンテンバイクを体験してもらいました。
コースレスでマウンテンバイクをやさしくたのしんでいただきました

気持ちのいい天気の中、最高のコンディションでマウンテンバイクをたのしんでいただけました。
夫婦でやさしくマウンテンバイクをたのしんでいただいて、なによりでした。
夫婦でMTBをやさしくたのしんでいただけました
藤田さんご夫婦とのランチ

最近、MTB業界へ新規参入したそうです。自転車の輸入販売事業。
いろいろとランチでの話が弾みました。
そんなスタンスの方に、やさしい方のマウンテンバイクの理解をしていただけたので、一つ、ほっといたしました。(なんとなく水際対策感)
そして、最小のマウンテンバイクに出会えることが相成りました。
日本のマウンテンバイクシーンがもっとカッコよくなる日がくるといいよね。
