2024年5月23日（木）伊木山（岐阜県各務原市）を視察しました。
前回に続き、船井さん（株式会社船井アソシエイツ）と郡山さん（GOKISO）からお誘いいただいて、今回は伊木山へ視察に行ってきました。
前回のお話
そのつづき、
今回の伊木山がマウンテンバイクのフィールド候補地としてどんなものなのかみたいな感じで視察しました。
そこは郡山さんの思い入れの場所
伊木山は郡山さんの地元で、子どもの頃によく遊びに行っていたところとのこと。
船井さんが伊木山を管理している市役所に掛け合ってくれていて、許可の元、伊木山の内部へ潜入調査してきました。
今回は、伊木山を管理している市役所側からのお話ではなく、外部からプレゼンするパターンなので、「こういう場合って、ハードル高いよね」ってことで、作戦を練る的な視察っていうか、そんな感じ。
まず、「マウンテンバイクって安全なの？」ってなるじゃぁないですか、市役所的には。
なので、そこんところを、ちゃんと理解して説明できないといけなことでもあるから、そのハードルを我々側から外していく必要があるんだろうなぁ、ということで、引き続き、MTBの「歩く」を意識しながら、伊木山を練り歩きました。
伊木山
各務原市の南東部の木曽川右岸にある、小さな独立した山である。山頂付近には戦国時代の山城である、伊木山城の址があり、第二次大戦中には天守台を改変して、敵機を迎撃する設備が作られた。
古くは中世、近代にかけて、人は山を利用していたのである。天守台に伴うとみられる石垣は、山頂平坦部より西側の平坦面直下にも露出している。山頂には三等三角点や、各務原テレビ中継局が設置されている。
北東側の中腹は、平坦面を人工的に伊木の森として整備している。
Wikipedia
伊木の森は「誰もが身近な自然と親しめる」をコンセプトとして、お子さまからご高齢の方々まで、より多くの皆様が安全に楽しんでいただけるように令和元年にリニューアルオープンしました。
芝生広場にはウッドデッキやベンチが設置されており、そこからは鵜沼地区のにんじん畑が一望できます。また、伊木山には登山道が整備されており、途中の展望台からは犬山城や木曽川など飛騨木曽川国定公園が一望できます。
各務原市役所 > スポーツ・観光・文化 > 観光 > 伊木の森
伊木山の遊歩道を登ってみる
伊木山を登ってみて、こちらの遊歩道は歩行者の聖域だからマウンテンバイクは遠慮します。ってなるよね。
閉鎖された区間を歩いてみる
こちらは立ち入り禁止になっていて、現在は閉鎖されているエリア。船井さんが市役所に許可の元で入り込んでみると、こっちはいい感じにマウンテンバイクでも使えそうなところでしたよ。
元はローラースケート場だった跡地はフラットエリア
ここは、その昔にローラースケート場として綺麗な舗装路が敷かれていたエリア、今は舗装も剥がされて、空き地になっていたところ。
まあ、見ての通り、パンプトラックとかに良さげな地形ですね。
下山のおやつタイム
伊木山を下山すると、「伊木の森」として整備された公園があり、下山のおやつをつまみながら、雑談タイム。
「例えば、野球だって、間違えれば危険じゃないですか。でも安全な方もあるよね、そして世間もそのことを理解しているでしょ」
マウンテンバイクもそれらが説明できればよくって、安全な方を体験してもらえれば理解も手取り早いと思うんだけど。
でも、危険な方のマウンテンバイクの価値観の割合が高いのが現実だからね。安全な方を理解してもらうための努力が必要なフェーズだと思う。
安全な方の存在がないわけじゃないからね。
芝生公園
我々側にも、まだまだ理解の余地があるよね。マウンテンバイクの実態の理解ができていないとプレゼンもできないわけだから、まずはそこからじゃないですかね。
まずは概念から組み立てないといけないとも思う。
BBQ
伊木山を後にして、近くのBBQへランチに行きました。
BBQしながら作戦会議。
「安全なマウンテンバイクって、定義したいんですよね。だから実態をまず理解することからかな」
たぶん、「歩く」だと思うので、まずは、船井さんが理解しましょう。みたいなことで。
マウンテンバイクで歩けるようになったらいいよね
再び伊木の森へ戻って、船井さんにMTBの安全な方（の概念）を身を持って理解するための「歩く」ってやつを実証実験、みたいなプロジェクトのはじまり。
マウンテンバイクって、走れるけど歩けない。歩けるようになれば立ち止まれる。
そっちの価値観も、普通になるといいよね。
つづく。
