もくぞうこMTBパーク2023年シーズン営業開始に向けて作戦会議と、もくぞうこ大作戦始動。

Field Design
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2023年3月8日(水曜日)に、石川県の「もくぞうこマウンテンバイクパーク」へ、本年2023年シーズンの営業を前に、いろいろと打ち合わせをしてきました。

もくぞうこマウンテンバイクパークは、昨年2022年の春に生まれて、夏から営業が始まりました。冬の間(12〜3月)は「冬季休業期間」として北陸エリアのひと冬を越して、今春、いよいよ2シーズン目を迎えます。

2023年春のシーズン営業開始に向けて!

もくぞうこマウンテンバイクパークの看板。
もくぞうこマウンテンバイクパークの看板。

2023年シーズンのパーク営業は、2023年4月1日(土曜日)からを予定。
正式な情報は、もくぞうこマウンテンバイクパークのホームページでご確認ください。

もくぞうこ
オトナからコドモまで、自然の中で有意義な時間を過ごせる場所「もくぞうこ」。マウンテンバイクパークやカフェなどを運営しております。

今シーズンの始動に向けて!作戦会議。

カフェもくぞうこのランチ。
カフェもくぞうこのランチ。

ランチをいただきながら、昨年2022年シーズンの営業実績レポートを元に運営会議。

データを元に、コンセプトの再確認や、方針のライン取り、運営方法のアイデア、などなど、パーク運営の実体験から出てくる身の中の情報からも練りながら、もくぞうこのビジョンをスタッフのみんなでイメージ共有。

カフェのスタッフも交えながら、広い視野で、マウンテンバイク(のイメージ)を変えられるようなマウンテンバイクパークにしていきたい。そんな空間、もくぞうこ大作戦。

でした。

ひと冬(冬季休業期間)を越したパークの状態を確認。と自己評価。

子ども達に大人気、通称「たこやき」ゾーン。
子ども達に大人気、通称「たこやき」ゾーン。

マウンテンバイクパークは、文字通り“テーマパーク”、マウンテンバイクでの遊び場なので、未舗装的路面構成のため、一期一会に自然が形状を変えていきます。北陸エリアとしての立地条件をひと冬越えた状態の確認をしました。

とくに問題もなく、予測通りの状態でした。

マウンテンバイクパークの初年試験の指標と評価

マウンテンバイクパーク(各コースの集合体)をそこにつくると、元々そこにあった状態が一気に地形変化することになるので、いろんな自然界のバランスも崩れることになり、そのバランスを取り直そうと後から上塗りすると、裏腹にバランスは崩れていく一方。。。みたいな、まさに自転車の“乗れていない”ライディングのような状態が、「自然」を「不自然」にする状態かと思います。

マウンテンバイクパークという自然的をつくることとは、自然を自然的に作り替えること。なのかな、と。例えるとすれば、どっち向きに進もうがバランスを保つことができるスキル、フェイキーをするようなことと似ている(笑)

マウンテンバイクパークをデザインする時の段階で、そもそもそのバランスを取り直そうとすることのない状態(つまり崩れない状態)で設計することの評価試験が、最初のシーズン運営とひと冬目を越した状態が指標ともなります。

ということで、とくに問題もなく、予測通りの状態でした。
という自己評価で、一安心。

さらにその先へ向けて、もくぞうこ大作戦。

パークが俯瞰で一望できる憩いのスペース「テラス」への案内看板。
パークが俯瞰で一望できる憩いのスペース「テラス」への案内看板。

ひと冬越えて、第一段階クリア、ということで、さらにその先へ駒を進めるもくぞうこ。

「マウンテンバイクパーク」とは、社会的意味合いで言う、間口。マウンテンバイクという行為への入り口。マウンテンバイクパークがゴールでもなく、スタート。そこから先へのビジョン、もくぞうこ大作戦。

そのための現実づくり、マウンテンバイクパークの入り口への入り口づくり。MTB業界を俯瞰で見た時に足りていない要素としての入り口への入れ方を、テラスに縮図。その設計図を元に視野を広げる。

パークを俯瞰で確認してみると、業界の俯瞰が見えてきます。

マウンテンバイクのことを知らない人たちへ向けて、マウンテンバイクを体験していただく場所。体験してもらえるようにするための、マウンテンバイクに出会える場所。

出会ってもらえるための、もくぞこう大作戦、それは「マウンテンバイクに気づいてもらう」こと。

自分達にもまだ気づけていないマウンテンバイクに気づいてもらう、もくぞうこ大作戦。もくぞうこの駒の行き先は、MTBの駒の行き先に。

パーク近所の山里へ視察

もくぞうこのみんなで記念撮影。
もくぞうこのみんなで記念撮影。

もくぞうこマウンテンバイクパークの近所に位置する山里へ案内をいただき、いろいろと視察をしました。

「マウンテンバイクパーク」が、社会的意味合いで「MTBを理解してもらえる判断材料」として機能した場合、マウンテンバイクライダーが山の中の道で遊べる可能性が飛躍的に高くなるショートカットだろうな、と思っています。

目に見えて実体がわかりにくい「マウンテンバイク」のことを社会的に「評価良く理解してもらう」ために、「マウンテンバイクパーク」が存在価値に成る。

その役割として「安心でやさしいコンセプト」のパークデザインは役立つ時が来ることを願って、その先の世界観を視察してきました。

まだまだ、ただ視察しただけの段階ですが、「マウンテンバイクパーク」をデザインすることで、日本の、そしてこの地域の、マウンテンバイクの文化をデザインできればうれしい限り。

そして、そんなMTBを通じて、その地域のなにかに貢献できれば、言うことなしですよね。MTBが日本の社会の一員になれる日に向かって駒を進める。そんなご相談でした。

もくぞうこ大作戦は、もくぞうこを運営する株式会社 中善工務店の中川社長のビジョンです。僕は大興奮でした〜。

動画

ヤンズのフィールドデザイン // YANS Field Design
マウンテンバイク文化をフィールドからデザイン・マウンテンバイクパーク、マウンテンバイクコース、パンプトラック、マウンテンバイクのフィールドをつくりました。
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