2025年5月11日(日)つくでMTBスクールのゲスト講師でライディングスクールしました。
今回は、レッスンで使うアイテムを自分たちでつくるところからやってみました。
マイクロジャンプ台をみんなでつくってみよう

マイクロジャンプ台21個分の部品をあらかじめ用意してきたので、みんなで組み立てよう。
組み立てる時の手順や効率的なやり方などを「最適化すること」は、ライディングテクニックをスキルアップする時の取り組みでも同じスキルなので、みんなで考えながらつくってもらいました。
無理や無駄でバグが生まれるので、それをつぶしていく




材料の数に対して、道具の数が限られている条件の中、人数で割った時、どんな効率が一番無理なく無駄がないのか、考えながらつくってもらいました。
無理や無駄からバグ(問題点・不具合)が生まれると、思いもよらないトラブルが弾き起こったりもするのは、ライディングも同じなので、アイテムビルドから肩慣らし。
ついつい、得意な人が得意なことをして、得意じゃない人がなにもしない状態になりますね。ライディングも得意なことばかりしていて、得意じゃないことをほったらかしにしていると、スキルアップが伸び悩むよね。
無理や無駄を把握するために、俯瞰で見てみる

手付かずの材料や、組み立て中や済みのものなどを、並べて見てみる。何が進んでいて、何が滞っているのかを一目瞭然化し、みんなで共有しやすい状態にする。
ボトルネック(流れや進行を妨げる要因)が見えてきますね。
ライディングも、客観的に自分を観察するクセを付けておくと、自分自身のボトルネック(変な癖・無意識の動作)に気づけることができて、根本的原因をデバッグ(間違いや不具合を見つけて直す作業)に繋げられる。
効率的にうまくなる方法

ということで、最初はみんなで漠然とつくっていた方法を、フクくんメソッドに改善することによって、作業効率を上げることに成功しました。
科学的な方法(Scientific Method)
「観察 → 仮説 → 実験 → 考察」は、科学的な方法の代表的な基本形。
組み合わせのアレンジで、コースビルド






「マウンテンバイクは路面変化」なので、いろいろな路面変化を平坦で組み合わせながら、ライディングスキルをトレーニングしました。
路面変化を求めにわざわざ出向かなくても、平坦なところで、いつでもトレーニングができると思います。
ということで、容易に組み合わせを変化させられるアイテムの存在は、コースビルドの積み木版。でした。
ビルダービルドお疲れ様でした

朝から1時間ほどDIYして、お昼までの2時間をレッスンでした。
ライディングは自身のビルド(自分自身を“構築”していく行為)、ということで、お疲れ様でした。
放課後


「それをそうしたくなる」という創造を生んでくれるマウンテンバイク遊び。コースビルドはライダーをビルドアップしてくれる。
午後のフリータイム







午後は、緑と土の上でたのしいマウンテンバイクでした。
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