2023年2月20日(月曜日)に、阿藤くんのフルアテンドで、e-MTB(電動アシスト付きマウンテンバイク)を遊んできました。
阿藤くんとは、あのマウンテンバイクライダーの阿藤寛のことである。
彼がe-MTBを用意してくれて、フィールドを手配してくれて、段取り、プラン、もろもろフルアテンドしてくれたMTB遊びの提案。それに参加してきました。
勝手に名付けて「aToo.e-MTBツアー」(アトゥードットイーエムティービーツアー)としましょう。
当日、最寄りの駅までは鉄道で移動し、キャリーバッグ一つ持って遊んできました。
この話はあの日に始まった物語
この話の2ヶ月前、2022年の年末、BBQ会合で阿藤くんが面白いアイデアを話してくれた。僕は興味深々になった。「ぜひ」となった。勘でわかるレベルで申し訳ないが、彼の言うことにMTBの未来を感じた。
ところで、この“繋がり”は偶然なのか必然なのか、その日(BBQ会合の日)の朝も、今回と同じ行為を行なっていた。今思い起こして整理してみると、その日もe-MTBツアーに参加していたのであった。その話から巻き戻ってみよう。
二次会の席からの翌日e-MTBツアー
年末に、MTB友達がアメリカへ仕事のため数年行っちゃうからと言う事で、生きているうちにもう一度会っておこう、飯でも食おうということで、出張のタイミングで会食をした。そして二次会へ。
二次会・熱血野郎Mチーム
MTB友達のMTB仲間の二次会に合流。MTB中毒者が沢山居た。酒の席にコーラで乾杯、共にMTBに酔うも、この晩も通称「MTB未来会議」となった。この日もネットからでは拾えないMTB情報に溢れていた。相変わらずこう言う場での話はおもしろい。
からの〜
「明日一緒に走りに行きませんか」
この問いには、「心の準備してみま〜す」と答えている。準備中も会議が進行する。各所から流れるプレゼンテーションからの内容に勘が働く。準備も進む。条件が整う。MTBの未来が垣間見える。懐でガサっと音がした、心が動いたのがわかった。身体が走りたくなった。
翌日、2022年12月17日(土曜日)の午前中、熱血野郎Mチーム.e-MTBツアーに参加したのであった。案の定、たのしかった。
ツアー後、余韻に浸り、デイバッグを背負い鉄道で移動後のその日の晩、BBQ会合で阿藤くんからの話にバトンタッチされたのである。
この一連は、まさに、チェーンリアクションである。MTB仲間がこの連鎖をアシストしてくれている。
あれから、2ヶ月後
来たる、aToo.e-MTBツアーの日、2023年2月20日(月)。
ツアー待ち合わせ場所に向かった我が手ぶライダーYANSは、キャリーバッグをごろごろと引っ張り、鉄道での移動の旅で通勤通学ラッシュ風景をしばしたのしんだ。最寄りの駅に到着、ツアーシャトルが迎えにきてくれた。
用意されたe-MTB
サイズチョイス、各種セッティング、すべてのフィッティングを阿藤くんが施してくれた。完璧である(当たり前か、最上級のフィッターなのだから)。
フィッティングとはライダーのライディングスキルに合わせてくれる仕立て。
ライディングスキルの低いライダーこそ、この工程はライディングのパフォーマンスクオリティー(たのしさ)に大きく関わってくる要素なので、誰がフィッティングしてくれるかで、この後のMTBライフに大きく影響する一番最初の導入部分。
そして、フィッティングとは生物、フィッターとはスシ職人。
MTBのフィッターとは、ライダーによるライディング視点でのフィッティングスキル。お寿司で例えるならスシ職人かな。その日その場その人の現在データとは、過去のデータでもない。ある意味、未来を予測するノウハウなので、フィッターには常にスキルアップが求められるサービスだな、とも思った。
そして、時短。
ゲストの手ぶライダーYANSはその辺のところを0.1mmも考えなくていいので超時短である。その分の脳みそをライディングの方へ割り当てが増やせるから、ツアーライディングはたのし〜(トリップ)へのショートカットができるよいサービスである。
電動アシストシステム
それは機械。初見だとよくわからない。だけれども、阿藤くんが丁寧にインストラクションしてくれる。一声二声でコツを掴まさせてくれる「ああ、なるほどー」基本的な使い方さえ、取説読まないとわからないのが基本な機械操作ってやつは、マニュアルがあったとしても、よくわからない(というか、わかりに行こうとしない習慣だよね、我々人間は。)なので、対人で教えてくれるのが一番手取り早い。阿藤くんが走りながらe-MTBの取扱説明書案内をしてくれて、ものの数秒でこのe-MTBの電動アシストシステムの全体像を掴めた。
だいぶざっくりと丸めて例えると、家電製品だな。阿藤くんは、さながら、ジャパネット高田の社長。
フィールドのセレクト
今回、阿藤くんがチョイスしてくれたツアーフィールドは、e-MTB仲間とのネットワークの中から、e-MTBライドとツアーコンセプトにマッチするフィールドをチョイスをしてくれていました。
そして、ローカルライダーの方が快く阿藤くんアイデア企画に賛同してフィールドの利用をご提供してくれていました。もちろん、フィールドのローカルガイドも行なっていただきました。
ツアーの現地コーディネイトまでも阿藤くんがやってくれているので、aToo.e-MTBツアーは極楽マウンテンバイク。手ぶライダーYANSはほぼ何も考えずにライディングのみをたのしめます。ほぼ100パーセント、ライディングバンザイ状態。
マウンテンバイクは自然が相手なので、その瞬間にしか味わえないアトラクションに出会えたりもします。今回はローカルライダーさん達のリアル作業風景を観覧することができました。その光景、目の前に広がる、この上ないライブ映像、マウンテンバイクバンザイ状態。
そして、とってもテクニカルにデザインされた路面構成とルート設定は今回の趣旨にとてもマッチしていて、且つ、普段のスキルアップトレーニングの成果も堪能できる合わせ技でとても濃厚なハッピーライドが堪能できました〜。あ〜、しあわせ。
e-MTBの可能性・未来・創作ライド
さて、本題的なことに入りますが、阿藤くんのアイデア、そして企画、そして実行。今日この日の創作ライドであらゆる面白味が生まれました。ここには書ききれない情報量なので、今後のお楽しみに。
肝心のやつ、ここには書ききれない情報量なので、今後のお楽しみに。大切なので二度書きました。
一言で書くと、アゲアゲで鰻登りでした〜。
(タイトルを見て、勘が効くe-MTBライダーだったら気づいたかも。)
創作的なことって、もうすでに気づいて、考えて、実行してる人が世界中のどこかに誰かは居そうだけどね。。。少なくとも、自分の目の届く範囲では見当たらない。(そういえばこの時に未遂で終わってたな)
aToo.e-MTBツアー’ズ・スタッフ
主幹の阿藤くん、アシスタント的ヨッシー、現地ガイドのみなさま。たのしいMTBをありがとうございました。
なにより、いろんな話が語り合える時間が共有できて最高でしたね。
編集後記
季節柄、沢山の花粉を浴びるツアーでもあった訳ですが、鰻を食べたら症状が緩和した。同じく目が真っ赤になっていたヨッシーも同じことを言っていた。
ヨッシーとは、あのマウンテンバイクライダーの浅野善亮のことである。
ツアー解散後、帰り道方面が同じだったので、鉄道の移動の旅をヨッシー観光バスの旅に切り替えて、終日満喫でした。ありがと。
余談だけど、ツアーシャトルと観光バス、ブレないシルキーな運転操作、流石MTBダウンヒルレーサーだね。安定のまんなかの旅を味わえました。