アルペンブリックリゾート・妙高池の平マウンテンバイクパークの新コースを試走してきました。

フィールドデザイン
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2023年10月13日(金)、新潟県妙高市のALPEN BLICK Resort(アルペンブリックリゾート)妙高池の平マウンテンバイクパークへ、新しいデザインのコースを走りに行ってきました。

前回に引き続き、パークプロデューサーから試走(インスペクション)のご要望をいただきまして、今年新たに新設のコースを走ってきました。

日々スキルアップトレーニングに励んでいる初見力を発揮するべく、初めて訪れた利用者の客観的視点でのジャッジを、パークの運営管理等にも目を向けてほしいとのことで、デバッグライドもしてきました。

パークプロデューサーが直々にご案内してくれました。

パークプロデューサー(監修者)の白倉寛司さん

アルペンブリックリゾートの妙高池の平MTBパークをトータルでプロデュース(監修)する白倉寛司さん(Groovy International)にアテンドしてもらって、彼が新しく生み出した新デザインのコースを試走しました。

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Groovy Guide Tour

最近導入したばかりのツアーシャトルに積み込むMTB、Groovy Guide Tourのトレイル作業でも活躍する軽トラック。

今回の経緯は、翌日に新潟県南魚沼市の八海山麓マウンテンバイクパークで開催の「デュアルスラローム アンリミテッド 〜第27回八海山麓MTB大会〜」へ行くため、そのエリアでMTB活動を営む白倉寛司さん(Groovy Guide Tour)に現地コーディネートをお願いをしていて、移動道中の合間にアルペンブリックリゾート・妙高池の平MTBパークにも行くプランと相成りました。

新潟ツアー・アルペンブリックリゾート編、スタート。

新潟県妙高市にあるアルペンブリックリゾートのMTBパーク

「時間があれば、アルペンブリックに新しくつくったコースも試走してく?」「するする〜」と言うことで、前々日から現地入りすることにして、アルペンブリックリゾートを訪れました。

今回は鉄道移動で北陸新幹線の上越妙高駅にてピックアップしてもらった後、前泊して翌朝に上越市内からGroovy Guide Tourで移動、約40分で妙高池の平マウンテンバイクパークに到着した。

平日から賑わうMTBパーク

MTBパーク受付は、KAYABA(建物)の中にあります。

今日は金曜日、朝から賑わうマウンテンバイクパークに到着。スタッフの顔も見たことある顔ぶれで、生き生きと初々しい妙高池の平マウンテンバイクパークの受付場所は、駐車場から看板を目当てで道なりに歩いて行くと、すぐそこにありました。

レンタルなMTB初心者の方も多数訪れていた

パーク受付のエントリー用紙

どこから情報を聞きつけたのか、レンタルMTBを借りてたのしむ方々がぞくぞくと受付を済ませていました。

MTBを持参する初心者の方でもなく、明らかに手ぶらで来てマウンテンバイクをたのしむスタイルの方々が、どこからともなく湧くように訪れていた印象でした。

ガイドサービス付きのビギナーズパック

MTBが始めての方は、迷わずビギナーズパックがおすすめ。

マウンテンバイクをやさしく安全にはじめやすいパッケージの「ビギナーズパック」なるサービスをしっかりと押さえているアルペンブリックリゾートならではのサービス精神が垣間見えますね。

この地に観光で訪れた方が、たまたまマウンテンバイクに気づいて初体験する方のレベルでも、しっかりとフォローができるこのサービスはMTB界の発展にはありがたいですね。

早速、「追加で走ることにしました!」と、「ビギナーズパック」利用者の方が、マウンテンバイクにハマっていましたよ。

パークでライディングをガイドするガイドサービスという概念、トレイルガイドやスクールレッスンとも違う、このサービスは、マウンテンバイクパークの鍵となりますね。

そんな幸先の中、白倉寛司プロデューサーが生み出すリアルマウンテンバイキングが生き生きとする妙高池の平MTBパークは、この先、ワクワクするゾぉー、どんな新デザインのコースが待ち受けているのか。

なにより、景色がいいロケーションの妙高池の平MTBパーク

なんとか山と野尻湖が一望できる景色。

普通に、この景色を歩いて見にくるだけでも堪能できるレベルのロケーションの中に妙高池の平マウンテンバイクパークはあります。

パーク利用者の登り搬送をしてくれるシャトルバスに、ライダー以外の一般客を乗せても普通にいいじゃんレベルでしたよ。

と、思っていたら、「家族連れとかカップルとかで、走らない付き添いの方にはそうしているんですよ」と白倉寛司プロデューサーの解説を聞き、ああ、やっぱりか。こうやって、現場レベルで、リアルマウンテンバイクシーンが組み上がって行くんだなぁ、と勉強になりました。

おすすめされたタレカツ丼を食す

本日のランチ、タレカツ丼

のんびりと1本、既存のフロートレイルコースを流した後、いつの間にかお昼時間になっていたので、パークレストランでランチタイム。

メニューが豊富なレストランの本日のランチメニューの中から、「タレカツ丼がおすすめなの〜」と美人ウエイトレスさんにおすすめされたので、それで。

パークレストランでお食事充実

パークレストラン

朝イチで来たけど、なんだかんだと、メローな時間が経過したら、午前中にコース1本のライド堪能で、その場の人々とのおしゃべりが、カフェのように、時間が心地よく過ぎ、パークレストランでランチタイムがフローに訪れていた。

何十年も前に、海外でレース活動していた時の会場シーンがちょっと蘇ってきて一人でノスタルジーだった。ついに日本でも普通にこんなMTBライフの日が来たんだなー。

とりあえず、飲み食いには不自由しないMTBパーク

メニューは豊富です。

食後のカフェラテを飲みながら、マウンテンバイクの湧き出る話をしているだけで、もう10本くらいは走った満足感を味わいながら。

白倉寛司プロデューサーと、そのイメージをコースにする凄腕重機オペレーターさんとの、現場あるある話に花が咲いたり、パークスタッフの活躍と未来の話を語り合ったりとで、この珈琲をたしなむかのような時間なマウンテンバイクに乗らない時間をも味わえる空間が、たのしいマウンテンバイキングのラテ感、コクとまろやかな甘みを味わえました。

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シャトルステーション

専用に設置されたシャトルステーション

妙高池の平マウンテンバイクパークの搬送機構はシャトルスタイル、専用に開発されたバイクラックがかっこよく、ライダーは空調の効いたマイクロバイクで快適に居眠りができる。

よくあるあるで、スキー場でのMTBパークにはゴンドラとかリフトが当たり前と思い込みがシャトルを妥協案と見てしまっている業界人が無意識に感じる勘違いあるあるを大きく覆すかのような、専用に設置されたシャトルステーションは、白倉寛司プロデューサーのリアルマウンテンバイクが生き生きとしていた。

シャトル専用のバイクラックやステーションがかっこいい。これだけでもアトラクションになっていた。

映えスポットを兼ねたPR効果

頂上のシャトルステーションと映えスポット

登り搬送の頂上にもシャトルステーションが設置してあって、背景になんとか山がそびえるフォトスポットには、パークのブランディングもバッチリなカメラスタンドと共に、訪れたライダーは思い出の記録が映え盛りで収めることができる、細かなところまでもプロデュースされている妙高池の平マウンテンバイクパーク。

自然をたのしむトレイルライドとは違い、見え方や魅せ方に工夫とデザインが求められるマウンテンバイクパークを客観で見つめている白倉寛司MTBパークプロデューサーが生み出したアルペンブリックリゾートの妙高池の平MTBパーク、やるなー。

さて、新デザインのコースとやらを、どれどれ。

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いよいよ、新デザインのコースを試走(インスペクション)する

誰が見ても目に見えてわかりやすいコースの入り口。

本題になかなかたどり着けないくらい、いろいろな白倉寛司ロジックがつまった前置きパーク堪能を、ようやくおえ、いよいよ新デザインのコースの試走をすることに。

各コースの始まる位置に、ライダーの気分が上がるステージが設置してあるところも、ライダーの心理をうまく掴むマウンテンバイクのテーマパークとして機能させるパークデザイン。トレイルライドにはないアトラクション的要素が、ライダーの幸福度を上げてくれる。

アスレチックパンプコース

取扱説明書

今回の新しいコースは、概念からデザインされている。既存の概念が思い込みとしているライダーにとっては、このギャップは痛い目となりかねないので、「!CAUTION」となっている。

中級者の方は気をつけよう。

そろそろ「フロー疲れ」している「フロー離れ」したいライダーには、ピッタリな、テクニカルセクションがふんだんに散りばめられたデザインのコース。

攻略に時間をたのしめる、本来あるべき姿だったマウンテンバイクの魅力が求められるコースで、好きでした〜。

このコースだけで3日はいける

探すべきラインが沢山あり過ぎて、このコースだけの区間だけのシャトルがあってもいいくらいの、3日はたのしめるくらいのボリューム。

このコースをフローに走っちゃうともったいないので、ハイクアップで区間を味わうつもりで、動画撮影を満喫しました。

走っていない時のたのしさも味わえるパークデザイン

走り続けてしまうと、走っていない時のたのしさが半減する時ってあると思うので、そんなたのしさを動画撮影で撮れたらなと思って、編集でのカットは走り以外のところもまとめてみました。

マウンテンバイクの下り坂は、重力エンジンによって、だらだらといつまでも、推進力が効いて、走りつづけてしまうので、自分のスキルで、それを阻止しています。今回は、このコースをたのしむために、それを、実践してみましたので、ぜひご参考、ください。

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TSUKASAシングル

「TSUKASAシングル」と名付けられたコース

アルペンブリックリゾートマウンテンバイクレーシングチームのライダーTSUKASA選手がデザインしたコース、トレイルライドチックなシングルトラックがハイスピードレイアウトにデザインがされていて、木々をすり抜けるスピード感がマウンテンバイクのダウンヒルレーサー気分を味わえる。

緩急自在をたのしめるパークデザイン

TSUKASAシングルコース内にあるロードギャップセクション

既存のフロートレイルコースがオートマチックなのに対して、マニュアル操作感抜群のアスレチックパンプコースがテクニカルでいて、そして、このTSUKASAシングルと、パークという枠の弁当箱に収まる各コースはデザインコンセプトが変化に富んでいるアルペンブリックリゾートの妙高池の平マウンテンバイクパークは、バランスのよい栄養食。

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フラットターンにエッジを効かせたいカーヴィングコース

フラットターンが連続カーブで楽しめるレイアウトのコース

オートマ限定免許的なライダーにとって、マニュアルミッション的コースとなる、フラットターンでエッジの効いたライン取りが楽しめるレイアウトがスキー場のゲレンデに描かれたコースデザインは、一押しのスキル試しゾーン。

日頃のスキルアップトレーニングの成果を試す本番に、このコースはご褒美となります。最高なターンが味わえました!

ワンランク上のライディングテクニックをたのしみたいマウンテンバイクライダーのみなさんには、ぜひオススメしたい、ニュースタイルのこのカーヴィングコース。

スキルスパーク

スキルをスパークさせるスキルアップエリア

なにげに、フローにしか走れないライダーには脳がバグる仕掛けがスキルスパークにはありました。

そこは、スキルアップ心にスパークを与えてくれる空間で、まずは、ここの攻略に脳がバグることで、次のステップにあたる各コースでのライディングでありえそうなバグが早期に検知ができる仕組みになっていて、フローコースとテクニカルコースとの分別の自覚を目覚めさせてくれます。

その手順を踏むようにできているパークデザインは、白倉寛司Pのマウンテンバイクライダーが安全にライディングをステップアップしていくように真心デザインされた、パークがクルマで言う教習所のような役割を遊び感覚で身につける場所として、このアルペンブリックリゾートの妙高池の平マウンテンバイクパークは、普通に自然に、誰にも気づかれないレベルで、機能させていました。

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動画でどうぞ。

ということで、とてもたのしく充実できました。

白倉寛司ガイドサービス

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パークのホムペ

https://www.alpenblick-resort.com/mtbpark
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