マウンテンバイクパーク候補地へ調査で山歩き散策をたのしんできました。

フィールドデザイン
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2024年1月11日(木)にマウンテンバイクパークの建設に向けて計画中の候補地の山へ現地調査で散策してきました。

公表はもう少し先のお話ですが、只今、新たなマウンテンバイクパークの建設に向けて地下水で進行しているたのしいお手伝いをいたしております。

公開後に改めて公表内容はお伝えいたします

前回の現地視察

前回訪れた季節は昨年2023年9月10日(日)で草木が青々とお生い茂っていた。候補地への入口付近もモリモリ青々。案内された山へ、視察でお邪魔しました。

クルマを麓へ停め、さらっとアプローチできる距離感で、山への入口から候補地の入口へ、そして現場へ立ち入り、まだ山が山である真っ只中の、季節柄のブッシュな見渡しの効かない、半藪漕ぎな上り坂を登り、その道なき道、なく、道ある道(クルマで登った形跡がうっすら轍のある道筋)を我ら視察隊が進む。

沢の泉

木々が青々とうっそうとする季節のその道筋は、ここまでのガイドをしてくれた。沢から流れ出る、通称「泉」と勝手に命名。

この日、我らが視察隊は、ここを折り返し地点に、山を無事下山した。

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今回の散策、全体像を把握するため、ぶらぶらと歩く。

今回も変わらぬ泉

今回も、候補地の中を成り行きで突き進むと、まずここへ辿り着く。通称「泉」(勝手に命名)は変わらず潤っていた。

泉さんちの水はうすいさん。雨の水。こんにちは、今回もお世話になります。今後ともお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

まずは、水回りのチェックが、マウンテンバイクパークの基本設計に欠かせない調査項目ですね。

氷山の一角

岩は見た目より大きな存在。

泉さんちのうすいさんはディガー。雨水が掘り込んできたこの地の年輪を横目で確認、辺り一帯、掘るまでもなく、その下に眠る頑固たる強硬な方達の存在を内心悟りながら、縁の下の力持ちにご苦労様です。またいつかお目にかかれる時が来るのかと思うと、たのしみです。

そして、落ち葉の広がる見渡しの良くなった候補地を、導かれるように登っていく。

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アフォーダンス

それがあれに見える種族は、そのガイド役に導かれる。

我々散策隊は、道なき道を進む。山を歩いていると、歩きやすいライン取りをする。という生き物の共通点。

それが道に見えれば歩こうとする。歩いてしまえば道になる。

道のはじまりのゼロはそこにもあった。

道の起源に立ち戻る、現代のマウンテンバイクな人たち、我々散策隊。

MTBで走る道と道路の起源|YANS
マウンテンバイクで走る道を理解する上で、道路の起源を勉強すればなにか共通点がありそうだな、と思いまして。メモ。

散策から覗く、それらの見え方はインセプションとして使えるのかどうか。慎重な精査は、この候補地の全体像の把握の後から、このマウンテンバイクパークのコースレイアウトとの要照合課題として脳内メモに留める。

マウンテンバイクパークでパークライドをデザインするコース

MTBのパークライドとトレイルライド|YANS
マウンテンバイクのライディングをフィールド的に区別したい時の「パークライド」と「トレイルライド」。 MTBのなんらかの説明をする上で、区別したい時に便利なので、書いておきます。 マウンテンバイクパークかトレイルか MTBのライドを「MTBパ...

良さげに見せかけるその姿は、時として騙し絵のような、トラップに引っかかることのないよう、マウンテンバイクパークでコースをデザインする目にスイッチを入れ、地形をスキャニングをしながら山を歩き進んでいく。

路面以外の各機能を配置するレイアウトは見た目以上にスペースを食う割に、毎回そのことを忘れて、先走りたくなる我々マウンテンバイクな散策隊。

ノーマライズ

見えるものは脳が解釈する形。

その間がまぐれにでも連なっているならば、もうすでにレイアウトが見え(たような気にもなっ)たりもする、山肌が見せるその表情はなにかを挑んでくるような。その形は見る者側の勝手な解釈の投影でもある。

我々散策隊の目を欺いているのか、脳内にその支配が広がっていく。

目の前に広がるキャンバスを一旦白紙にするリセット作業を進行させながらも、同時進行で山歩きと脳内ライドを個人的にたのしんだ。

マウンテンバイクパーク候補地の山を散策しました。気温が低めでしたが、風が遮られる中、太陽光で体感温度もポカポカで、心地の良い山歩きもたのしめました。日頃の路上ライドの成果でしょうか、山歩きをしているだけで脳内マウンテンバイキングが風景の中で堪能ができ、一石二鳥以上でした。

2024年1月11日(木)YANS MAG.
山歩き
マウンテンバイクパーク候補地の山を散策しました。気温が低めでしたが、風が遮られる中、太陽光で体感温度もポカポカで、心地の良い山歩きもたのしめました。日頃の路上ライドの成果でしょうか、山歩きをしてい...
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根幹

根こそぎ

マウンテンバイクパークの根幹は大切なので、倒れないように設計することを心がけるため、マウンテンバイクライダー個人のライディング欲望を一旦忘れる。

このマウンテンバイクパークが役割として果たす事、なにを目的にしてこのマウンテンバイクパークをデザインするのか、その入口と出口を固めていく。

柔らかいうちに、コミュニケーションは密で、このプロジェクトが進行していく。

MTB 印

マーキングはそこがそれを現す。

マウンテンバイクパークの存在は、この世に対してマウンテンバイクライダーへの入口としてわかりやすくするためのマーキング。

今回はどんな手になるのだろうか。この候補地の現実の世界からはまだ想像がつかない。これから時間が費やされ、この空間に慣れていくにつれ、初見を見失う前に、そのなにかが生まれ出てくるものが、たのしみな今。

ってな具合で、散策がぶらぶらと終了。

つづく

マウンテンバイクパークの候補地の地形的な全体像がなんとなく把握できました。

こんくらいの規模で、、、こんな感じの地形で、、、
そのうち、潜在意識の中で、なにかが出てくるんだろうな、と。期待する。

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